取手市にある長禅寺に三世(さざえ)堂という建物があり、通常は毎年4月18日にしか一般公開されないのですが、11月4日~6日に特別公開されると聞き、出かけることにしました。
早速山門から中へ
そして正面に今回の目玉、三世堂がありました。県指定文化財に指定されています。
途中で交差することなく堂内を一巡できる様式で建てられているお堂で全国でも5棟しか現存していないお堂だそうです。
三世堂は3階建てになっていて1階は「坂東三十三ヶ所観音霊場」2階は「秩父三十四ヶ所観音霊場」3階は「西国三十三ヶ所観音霊場」になっていて堂内を一巡すると、「日本百観音」を参拝したご利益があるといわれています。
三世堂の中はこんな感じで各地の仏像が並んでいます。
三世堂の隣には霊山堂があります。「取手大師」という赤い提灯が印象的でした。
霊山堂の前には大黒様がありました。この大黒様は利根川七福神のひとつだそうです。
御朱印はこちら。この次来たときは「利根川七福神」を巡ってみたいです。
続いては菊まつり開催中の笠間稲荷神社へ行きました。
鳥居は震災と台風の影響で崩れてしまったとのことで、ありませんでした。
代わりに(?)竹細工の鳥居がありました。
華道家の假屋崎省吾さんが活けた花と竹「竹のオブジェ」だそうです。
有名人の作品にちょっとびっくりです。
菊まつり開催中なので、拝殿の周りには菊の花が飾られています。
外壁の所には菊の花がずらり。まるで菊の花の海みたいでとてもきれいです。
帰りに車まで歩いていると、美味しい匂いが・・・。
笠間稲荷のそばにあった中屋総本店の「ふくふくまんじゅう」を買ってみました。
できたてホヤホヤで甘くてとってもおいしかったです
せっかく笠間まで来たので、5月に行った花の寺巡り
2周目の残り2か所に行くことにしました。
まずは金剛寺へ。大きくてきれいなお寺です。
お庭には春と秋に2回桜の花が楽しめるという、四季桜が咲いていました。
咲いている花の数は少なかったけど、とてもきれいでした。
金剛寺の御朱印もGET
続いては、去年5月に見られなかった、日本一のだるまを見に鳳台院へ。
今回はちゃんと上の鳳台院へたどり着きました
拝殿はこんな感じです。不在なのか開いていません。御朱印も断念です。
下のお寺にあっただるまさんと似ている感じがしますが、思っていたダルマとはちがうようです。
(達磨[だるま]さんという宗教家がいたらしく、そのだるまさんだそうです。)
この形相でこのでかさは、もの凄い威圧感があります。
前回来たときにあった小学校は、すでに廃校になってしまい、体育館として運営されたいるようです。
ちょっぴりさみしさを感じながら御朱印をいただいて帰ってきました。
結構遠出で疲れたけど、楽しい一日でした